incarnation / インカネーション / 31775-2200 WOOL 4% PL 25% PC 25% WIDE NECK LONG VEST LINED [T99 / GRAY BLACK]
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incarnation - インカネーション -
31775-2200
「 WIDE NECK FUR LONG VEST LINED 」
ワイドネックロングファーベスト
Price OPEN （ 価格はお問い合わせ下さい ）
Material
PA-50 , PO-30 , AC-20
Finish
NON WASH FINISH
Color / Size
BLACK WHITE （T99） / XS , S ,
SIZE SPEC（ cm ）
※ 採寸方法や加工具合により多少の誤差が生じます
SIZE : XS 着丈 97 肩幅 41 身幅 48
SIZE : S 着丈 99 肩幅 42 身幅 50
Attention Point
・ワイドネック、スナップボタン仕立て
・ブレンド化繊混紡素材
・ロングベストスタイル
NOVEL _
この素材自体が非常に限られた数量（長さ）しか織ることの出来ない素材であり、コレクションでのオーダー時点で生産数量の限りのあることをデザイナーから伝え聞いた。
「もしかしたらオーダーを頂いた数量を作れないかもしれませんのでその時は申し訳ありません」
つまりはこの世界の中で極めて限られた数量のみのリリースとなっていることからアイテムの存在という意味においても非常に希少性の高い作品であると言える。
当店では各サイズ1点づつという限られた数量のみ確保することが出来たアイテムである。
NOTE _
- WIDE NECK FUR LONG VEST LINED -
「 ワイドネックミックスロングファーベスト 」
強烈な存在感とインパクトを放つミックスフェイクファー素材をボーダー仕立てにしたワイドネックロングベスト。
素材には豪奢かつ優雅な雰囲気のロングファー素材を用いたブレンド化学混紡生地、裏地には黒を下地としたコットン素材を白の配色でメランジ染色加工を施した滑らかな肌触りの素材を使用している。
柔らかく全身を包むようなファー素材はトップウィンターでも通用するほどの保温性を兼ね備えており、インナーにレザーやコートといったアイテム、または秋口に着用する様なライトアウターを用いたレイヤードスタイルを構築することで幅広いスタイルを作り上げることが出来る。
このベストの顔であるワイドネック部分とフロントの前開きはスナップボタン仕立てとなっており、ストレスのない開閉とボタンを留める箇所を工夫することで多彩な表情を作り出す。
非常にデザイン性、ファッション性の高いアイテムであることからA/Wシーズンのアウターの中でも主役級の活躍を見せるアイテムとなること間違いなしでしょう。
今季当店ではブランドの垣根を超えたレイヤードスタイルをオススメしており、こちらのロングベストもセレクトアイテムを駆使したモード感の強いレイヤードアイテムとしてご提案しております。
＊ incarnation の商品は全てOPEN PRICEとなっております。価格についてはお気軽にお問い合わせ下さい。
ナイロン、アクリル、ポリエステルをブレンドした混紡素材を用いた毛足の長いミックスフェイクファー素材。
それぞれの生地をボーダー仕立ての構成にし独特な柄を表現する。
このアイテムとの出会いは突然に。
展示会で見た瞬間から一際強い存在感と異彩を放つこのアイテムに気づけば魅了されていた。
こういった存在感とディテールのベストと出会う機会は決して多くなく希少な存在であると言えるし、何よりトップウィンターのみならずやや肌寒くなってきたシーズンから長い期間の着用を望むことが出来、普段のスタイリングをより特別なコーディネートに昇華させることが出来るアイテムが欲しかった。
モードな匂いを強く連想させるワイドネック仕立てのネック構築。
スナップボタンを配置することで開閉のストレスや手間を大幅に短縮し、ボタンを留める箇所によって多彩な表情の幅を魅せる作りとなっている。
ロングシルエットがもたらす『Aライン』や『Iライン』といったスタイリング効果を活かした秀逸なアイテム構築となっており、ラフに羽織るだけでもその効果を確実に体感できるベストとなるだろう。
ネック周りを全て閉じてワイドネックを立てた旅人の様な風合いのスタイルも格好良くおすすめだが、ネックの表情を活かして首回りを若干露出する様な色気のあるスタイルは格別の格好良さを演出する。
毛足の長いミックスファーの奥に隠されたアイテム側面部に配置されたスリットポケット。
決して目立たず、強すぎる主張などは必要とせず「在って欲しい」所に存在する。
実際に手を入れると程よく広がった空間があり、ファーに手が包まれるような幸せな感覚が在るのだ。
フロント部分の裾は斜めのカッティングで構築されており繊細でモードな印象を強め、 退廃的な雰囲気を作り出す。
前後の裾感がアシンメトリーで構築されているこのバランス感がより深いデザインを考えていると思わせるディテールでもある。
ロングのアイテムにはいつも心を動かされる。
色気があり、繊細で美しくそして無骨に。
僕らが考えるスタイリング提案においてロング丈のアイテムは欠かすことのできない存在であり、組み合わせの幅の多いベストであればなおさらその存在は希少で重要なアイテムとなる。
袖口（アームホール）はやや広く設定されており、様々なアウター類をレイヤードする際にここが狭いと脇が窮屈となりスタイルのバランスが崩れてしまうが、このアイテムに関しては様々な厚み、素材のアイテムと組み合わせてもバランスよく融合しスタイリングのファッション性を大きく高める。
このバランス感は非常に重要だと考える。
今季、当店ではレイヤードスタイルを重点的に提案しており、その中でもこういったロングベストは幅広いシーズンで活躍できる他アウターとしての基本性能も高く、様々なアイテムバランスと均衡するウェアとなっているのでレイヤードスタイルを構築する上でここまで有能なアイテムはなかなか見つからない。
裏地にはコットンをベースにした白を配色した霜降りのようなメランジ染色加工を施した生地となっている。
裏地の手触りは滑らかかつ程よく伸縮しストレスの無い着用補助効果を作り出す。
また裏地のデザイン性にもこだわっているところが魅力にも繋がる。
この裏地に使われている素材は今季のウェアカットソーアイテム（incarnation / インカネーション / 31776-3330 COTTON 100% CUT&SAWN M LONG SLEEVE [T99 / GRAY BLACK]）でも使用している素材であり、伸縮性に富んだ素材感とニットならではの給水性の高さを持つ素材でもある。裏地という常に負荷の掛かる部分のパーツにおいても耐久性も高いのは製品の完成度を大きく左右する。通常であれば裏地というのは裏地専用の素材を用いることが多のだが、incarnationにおけるデザインプロセスにおいては裏地もまたデザインに含まれる大きな要素の1つであることをこういった点に含まれていると実感する。
（Fitting Model / Uranotakahiro / 170cm 54kg / Size_XS）
（Fitting Model / Uranotakahiro / 170cm 54kg / Size_XS）
屋外での色合いを見て頂こう。
天日の下で見るとメランジ加工を施したロングファーのカラーグラデーションがより鮮明にその目に捉えることが出来ると思う。ボーダー状（横方向）に白〜薄いグレー〜やや濃目のグレー〜ブラックのファーが段上に重なり合い美しいグラデーションの層を生み出す。そしてファーの隙間の部分にはファーの基布（ベースとなる下素材）が見える。この基布部分はネップ状のループになった糸の織目でここも白とブラックそしてグレーのミックスのカラーがランダムに織り込まれた素材でインパクトがありまた全体の妖艶さにも繋がるデザイン性の高い素材であることを見て取れると思う。
そもそもこの素材自体が非常に限られた数量（長さ）しか織ることの出来ない素材であり、コレクションでのオーダー時点で生産数量の限りのあることをデザイナーから伝え聞いている。つまりはこの世界の中で極めて限られた数量のみのリリースとなっていることからアイテムの存在という意味においても非常に希少性の高い作品であると言える。
季節に合わせて秋〜冬であれば単純な防寒ウェアとしてレザーアイテムの上にバサッと羽織るだけでそのスタイルは完成する。
（Fitting Model / Uranotakahiro / 170cm 54kg / Size_XS）
その圧倒的なボリュームは確実に「着る人を選ぶ」と呼ばれるであろうアイテム。
つまりそれは「着たい人だけ」が着れば良いと当店では考える。
似合うであるとか似合わないと言う方が居る。実際的にはそうなのかもしれないが、ある意味では「たかだか洋服」なのである。着たいと思う心が前提であり、その為にどう着るのか？どう着たら「楽しいのか？」洋服とはそういったものだと思う。衣服というのは本来的な意味合いで言えば防寒やTPO（Time Place Occasion）に合わせた格好で事足りることだ。我々が提案することは生きるという意味においては確実に過剰な洋服（衣服）であると言えるのだ。であればつまりはいっそのことそのたかだか洋服という意味合いをさらに昇華してより趣味性、趣向性を持って大きく楽しむことに意味や意義があるのではないか？
『格好良いけど自分にはちょっと・・・』と思うのであればこの服を選ぶことをやめた方が良い。
考えのベクトルを少し変えてみて、「格好良いからこう着てみよう」とそんなことを考えてみると洋服を楽しむ幅はさらに広がると当店では考えるしその為の提案を続けていきたい。
そんな想いも含めた意味でもこの洋服を提案することには大きな意味があるのです。
少し高い位置に見える洋服を着てみたいと思ったら、自分自身の気持ちを少し背伸びさせれば良いだけなのだと当店は考えます。
毛足の長いファーを身に纏い、さぁ何処へ向かおうか？
「外出が楽しくなる」
そんなアイテムがこの世に存在するとしたらきっとこういうモノを指すのだろう。
普段のスタイルに組み込む事でより「特別感」を演出しファッションが楽しくなる作品の一つ。
このベストを着る為に外の世界に飛び出す、そんな理由があっても良いと思うんだ。