Thee OLD CIRCUS - 9 - / 9-9146 / "Blue Brown" / レザー×ニット コンビネーションブルゾン [OLD BLACK]

Thee OLD CIRCUS - 9 - / 9-9146 / "Blue Brown" / レザー×ニット コンビネーションブルゾン [OLD BLACK]

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THEE OLD CIRCUS - 9 -

 

9-9146

Old Name 「 Blue Brown / 青く錆びた茶色 」

レザー×ニット コンビネーションブルゾン

 

Material

Rust Leather / Cow  - 100 / C - 100

 

Finish

ONE WASH FINISH

 

Color / Size 

OLD BLACK /  0 , 1 , 2 , 3 ,

 

 

SIZE SPEC (cm )

※ 採寸方法や加工具合により多少の誤差が生じます 

SIZE:0 着丈 664.5 身幅 43 袖丈 75.5

SIZE:1 着丈 66.5 身幅 44 袖丈 77

SIZE:2 着丈 68.5 身幅 46 袖丈 78.5

SIZE:3 着丈 70.5 身幅 48 袖丈 78.5

 

Attention Point.

・ラストレザー×コットンジャージコンビネーション素材

・オーバーロックステッチ縫製

・ラグランスリーヴデザイン

・立体構築パターン

 


 

 

Novel_

  

アルチザン(職人)的な技巧で全体を彩るジャージブルゾン。

 

Note_

 

- Leather × Knit Combination Blouson -

「レザー×ニット コンビネーションブルゾン」

まさしくこのブランドが次のステップへと向かっていくスタイルの提案はこのアイテムがそれを象徴するだろう。

ストイックで先鋭的なアウトラインのデザインとその構築にThee OLD CIRCUS がいままで培ってきたレザーという思い入れの強い素材を組み合わせていく構築していく。

それはある意味で至って自然に辿り着いた考えであり、その延長にある答えだったように思う。身生地にはコットン100%のニット(カットソー)を用い、袖に貼り付けた(切り替え)レザーは上質なフルタンニンを使用した。(もちろん完成時には「いつもどおり」に洗い込むを掛けて縮ませている) 他のブランド、メーカーを意識することはない。自分たちは自分たちのモノ作りをすればいいだけのこと。自我が持つわ がままなモノ作りのまま。

Blue Brown=青く錆びた茶色=青サビ、つまりその思いはモノが着込まれていきいつの日か朽ちゆく姿の在るべき形。

 

Structure Note_

 

カットソー(ニット)専用のベースを持ったブルゾンスタイル(つまりそれは布帛よりも生地の横伸び、横馴染みがある為に布帛とはまた違ったサイズスペックと構築をこのブランドではする必要があるのである)として完成される。

1番特筆すべき箇所はもちろんレザーを組み合わせたアームラインであり、何気なく見える切り返しであるが美しい曲線美を持つディストーションネックの構造(衿の横線の構造を持たないオリジナルのデザイン)の為通常であればレザーの切替は衿付近で切り替える箇所をそのままネックの最上部まで持ち上げて切り替えを行う。またこのデザインを採用することでラインはより首に近い(顎下)ところまで伸びることでより縦長に見える効果をも狙う。フロントにハの字に走るカッティングライン、裾も特殊な切り替えを 持ったダーツスタイル(通常は横線で一周切り返すところをダースを配置して処理させる。デザインアイコンとしてオーバーロック の技法を施すことでステッチの色目を見せる効果も狙った外観。

 

Material Note_ 

 

Rust Leather & MVS 30 // Cotton Jeasey Knit / ラストレザー & MVS 30双糸 コットンジャージニット


切り替えに使用したレザーは最上質のフルタンニンのJapanステアレザー。

タンナーと協力して開発したこのブランドのオリジナルレザーで革が本来持つナチュラルで不変的な要素を活かした革である。

無骨な革のイメージを残すために敢えて表面処理を施さずに 自然なままの姿を残すため素揚げの加工のみに留めた。しなやかさと荒い仕上がりで着込むごとに深いシワを生み出していく。 身生地はMVS処理(毛羽を抑えた特殊ニット)された30糸の双糸の度詰めタイプで双糸らしい強い肉感でかつどれをさらに高密度 にすることでニットでありながらもしっかりとしたハリとコシがある為にまるで布帛のような強い無骨なジャージ素材に仕上がっている。その為ガシガシと日常使いをしても型崩れが少なく永続的に着用していけるアイテムに仕上がるのだ。

 

ラフでイージーなスタイルを作り、日常的な使い勝手にも優れるジャージブルゾン。
スポーティーな印象のアイテムとしてではなく、とことんまで無骨でストイックなライトアウターが欲しかった。

本来では洗いに掛けることを非とするレザー切り替えの作品として構築されているが、上述した商品解説にも記載があるようにこのブランドではほぼ全てのアイテムを容赦なく洗いに掛け良い意味で「いい加減」さを持ち、クリーニングに出すなどの手間となる気遣いを必要としない。
それはもちろんこの作品も該当する為、レザーであってもラフにクローゼットに仕舞いこむ事が魅力的であるととうてんでは考えた。

 

 


 

 

 

 

 

 

 

  

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レザー×ニットの切り替えパターンの構築なっており、このブランドらしい身体のラインに密着するようなタイトなシルエットフォルムとなっているが伸縮性のある肉厚のコットンジャージ素材を採用している為ストレスのない着用感を作り上げる。

ショルダーからアームを経由し袖先に至るまでに切り替えられたレザーがストイックで繊細な雰囲気を演出し退廃的な匂いを演出する。

肉厚なジャージ素材には毛羽立ちを抑える加工を施した特殊なニット素材となっており、袖を通すことで快適なフィット感が身体を包み込む。

 

 

 

 

 

 

 

 

  

ネックデザインは近年このブランドの退廃的な世界観を象徴するディストーションネックデザインで構築されている。

フロントファスナーを下すことで衿立ちしたようなネックを作り出し妖艶で色気のある表情を演出する。

また衿縁には可変する樹脂ワイヤーを仕込んでいるので衿に緩急を付けた多彩な表情を作り上げる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディストーションネックの特徴的なシルエットフォルムはフロント部両脇、ショルダー、バッククロスを構成する緻密な計算に基づき施された各所のダーツにより強く前傾する立体的なフォルムを構築する。

更にラグランスリーヴを構成するダーツも合わさり、デザインも兼ねたステッチワークがこの作品を大いに彩る。

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

白銀に輝きフロントを彩るファスナーにはYKK社製のEXCELLA ZIPを採用し滑らかでストレスのないスライドを実現する。

黒を基調としたボディの中にファスナーがアクセント的に佇んでいる事でラグジュアリーで特別感のあるパーツであると認識させる。

引き手の先にはこのロングレザーコードを取り付けることでアクセントディテールとしての意味合いを強く演出し、さらに引手のスライドを補助する実用的な役割も兼ね備える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ショルダー・アームにはラグランスリーヴ構築を取り入れタイトなシルエットフォルムでありながらも広い運動可動域を確保しより立体感のあるフォルムを構築する。

本来スポーティーなウェアであるジャージなどに用いることが多いデザインの一つだが、 現在では様々なアイテムに取り入れられラフでイージーな着用感を作り出し、非常に実用性が高い為にこのブランドが創造するウェアアイテムにおいても用いられることが多い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネックからショルダー、アームを経由し袖先へと至るまでを彩るラストレザーの切り替えラインデザイン。

無骨でストイックなレザーを配置することで高級感のある作品としての印象を強く匂わせる。

また、経年変化することで飽きの来ないレザー特有の楽しみも兼ね備えた作品でもある。

この箇所に限った事では無いが、縫製にはアルチザン(職人)的な技法であるオーバーロックステッチを施し、ステッチの目が表面に露出する事で切り替えデザインにメリハリを付け、立体的なパターンに沿ってアイテム全体を肉感的に彩る。 

 

また、袖先に施されたファスナーはフロント同様に白銀に輝くEXCELLA ZIPを配置し手先をラグジュアリーに印象付けるアクセントディテールにもなっている。

 

  

 

  

 

 

 

  

サイドポケットにはオーバーロックステッチで構築されたスリットタイプのシャープでストイックなポケットを配置している。

無機質な印象を演出するためには外付けで主張をするポケットではなくさりげなく配置されたサイドスリットポケットが最適だと考える。

手を下ろし、自然に其処に存在する事が重要なのだ。

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細部のカッティングワークも見どころの一つ。

裾のステッチには「線と線を結びながら点との繋がりを避ける」立体的なステッチを施し、パターンそのものをデザインの一つとしてとらえることが出来る秀逸なパターンメイクとなっとている。

まあtこのディテールにはタイトフィットしながらもぐるりと一周繋がっていないことでウエスト部に適度な余白部分が作り出され、負荷が掛かり辛い特徴を持っているという事も推測できる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

背面にはアイコンディテールの一つでもあり、立体的な背中の表情を作り上げるバッククロスダーツを施工。

実際に着用する事で背面の表情を大きく見せず、細身の美しいシルエットフォルムを作り出す。

 

十字を背負った様なデザインはどこか美しく、儚さを感じるディテール・パターンの一つである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

屋外での着用シーンを写真に収めることでリアルな着用風景や肉眼で近い色合いに見えてくる。 

実際に着用することで室内では露見することのない生地本来の色合いなどが映し出される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レザー×ニットの切り替えは黒を基調とした色合いながらレザーの光沢感と異素材の切り替えデザインが強調され、均一な屋外の光の下においてもする。

黒を基調とした異素材が奏でる独特なグラデーションカラーが退廃的で美しい。

どこのパーツを切り取っても「絵」になる。
それはこのブランドが作り上げるアイテムに共通する奥深いデザインであると再認識した。

 

 

 

 

 

 

 


艶やかな光沢を放つラストレザー。


美しい陰影をその身に刻み、シャープでストイックな表情を演出する。
荒々しく全体を彩るシワ感が儚く、退廃的なこのブランドの世界観を体現する。

 

このブルゾンと同時にリリースされる同素材で構築されたセットアップスタイルは今季当店で強く提案をしたいと考えるコーディネートの一つ。

セットアップ特有の統一感があり、一片の隙も無く完成されたコーディネートを第一にぜひとも紹介したいと考えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全体的にスポーティーな印象がするセットアップのアイテムに同色のレギンスウェアを組み合わせたコーディネート。

春先まで寒さが長引く近年の季節状況下を想定し、広いシーズンでの着用を可能とするスタイリング。

気温が上昇し始める梅雨時期からはレギンスを外し、ラフにセットアップでのスタイルに変えることでほぼ前シーズンを補うスタイリン

グへと昇華する。

 

また、レザー×ニットの切り替えデザインの統一感がスポーティーすぎる印象にはならず、先鋭的かつ退廃的なこのブランドにしか存在しない世界観を作り出し、他にはないスタイルを構築することも重要なポイント。

 

良い意味でインナーにも気を配る必要がないため、こういったラフなスタイルを好む方には絶対的に着用をお勧めしたいスタイリングであると断言できる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セットアップの両アイテムは布帛物でありながらもレザー特有の経年変化を同時に味わうことが出来る贅沢な逸品。

レザーを愛し、共に生きるスタイルを好みとしている方にもお勧めしたいスタイリングである。

 

 

 

 

 

 

リアルクローズを意識し、日常的に着用機会が多いデニムパンツとの組み合わせたスタイリングも合わせて提案したい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ストイックで存在感のあるデニムパンツとの組み合わせは普段のスタイルにも取り入れやすく、広く親しみやすいコーディネートの一つであると当店では考えている。

広く愛されるベーシックなスタイルに他との差をあえてつけるならばシルエットに拘り、着飾ることで他には存在しない唯一のスタイルが作り出される。

 

ジョッパーズ要素を含んだボトムスはルーズになりすぎない適度な抜け感を現し、タイトでストイックなシルエットフォルムのジャージブルゾンで色合いを引き締め、ラフでありながら繊細な印象を演出するスタイルとなる。

 

当店が提案を続けるマイノリティなスタイルの魅力は其処に存在しているのだと強く実感する。

 

 

 

 

 

 

 柔軟な発想のもとに構築されたジャージブルゾン。

レザーとニットが織りなす異素材の絶妙なバランス感が退廃的で朽ちたこのブランドの世界観を表現する。

作品全体を彩るアルチザンの技法が繊細な印象を作り出し、立体的なパターンワークが存在感を作り出す。

本物が持つ圧倒的な存在が今ここにまた一つ生み出されたのだ。

 

 


 

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