Thee OLD CIRCUS / Old Number / 440199146 / " Thee old Stone " / ROT-9 13.5oz STRECH DENIM ROT-9 PANTS [RUST Collection 2024 AW]
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Thee OLD CIRCUS
440199146 |
Old Name _ | Thee old Stone / 次の石 |
OVER LOCK STITCH " ROT-9 " 13.5oz STRECH DENIM PANTS |
Material (%) | --- | C-98 Pu-2 |
Processing | --- | TEXTILE DYE |
Finished | --- | NON WASH |
Made in | --- | JAPAN |
Color / Size | ||
DUST COLOR | / | 0 , 1 , 2 , 3 , 4 , 5 |
----- BLOG での詳細紹介1(穿き始めてから1年の成長具合) |
----- T.M.G.E (10分 Youtube) |
----- Youtube LIVE での商品紹介 |
( cm ) | W | ワタリ | 裾幅 | 股上 | レングス |
SIZE : 0 | 74 | 29 | 16 | 28 | 86 |
SIZE : 1 | 78 | 30 | 16.5 | 28.5 | 86 |
SIZE : 2 | 82 | 31 | 17 | 29 | 88 |
SIZE : 3 | 86 | 32 | 17.5 | 29.5 | 88 |
SIZE : 4 | 90 | 33 | 18 | 30 | 88 |
SIZE : 5 | 94 | 34 | 18.5 | 30.5 | 88 |
※ 採寸方法や加工具合により誤差が生じます
----- 採寸方法解説はこちらをお読み下さい
< お手入れ / Care >
Washing machine | --- | △ |
Hand wash | --- | ◎ |
Drying machine | --- | ☓ |
Recommendation | --- | BASIC |
----- 洗濯、ケア方法解説はこちらをお読み下さい
Point. |
・ROT-9 シルエット |
・13.5oz STRECH DENIM |
・オーバーロックステッチ仕様 |
・NON WASH リジット仕上 |
NOVEL _
まさしくこれは「次」への示唆でありその象徴だと断言できる。
彼ら(まぁ僕ですが)が次のステージ、フェーズへと向かう立ち位置の中で今出来うる、作り得る最高で最強のパンツ。日本という工場背景の中ではこのパンツを大量生産することは不可能だと感じた。彼らが取った行動はミシンごとブランドで購入し、それを1人の職人へと託した。つまりこのパンツは流れ作業という工場的生産ではなく(それ自体がすでに不可能なのだが)たった1人の職人が裁断から全てを手掛けることでようやく生まれる。1着づつという「個」へ向かう姿勢と取り組み。そういったことも含めてこのパンツがこのブランドにとっての「次」への確実な足掛かりになると言っても良い。
・・・僕自身が言うのだから間違いない!(笑)
普遍性を持つ13.5ozのストレッチデニムを採用して鈍いストレッチ感が活きる着用感、シルエットと着用を繰り返す中で生まれる経年変化により自分だけの本当の意味での「オリジナル」な色目を手に入れることが出来る。その人だけが持つ生活背景によって固有の色抜けに付き合いながら長きに渡り味わって貰えることを確かな意味での楽しみに感じてもらいたい。そんな想いを乗せて制作されたパンツである。
" これは世間、世界と決別の象徴 "
・・・
ここまでの道のりはもちろん決して平坦なものではなかった。
Thee OLD CIRCUS というブランドの全ての生産背景を見直し解体し、再構築する。
まるでこの店のように。
数年にも渡る長い道のりのプロジェクト。
自分たちのフィーリングに合い、また徹底的にそしてマニア的に縫製にこだわり、同時に最高に腕のたつ職人探し。(しかもそれは工場のような流れ作業ではなくあくまで個で活動をしていて信頼のおける人間で在るというあまりにも高いハードルだった)
ミシンごと購入をし(まずは選定からのスタートだ)それを持ち込み、トライアンドエラーとの繰り返しと実験の日々。
実に数年。
実際に脚を運びミーティングを繰り返し、また実験と実証。
本当の意味での命と魂のぶつけ合いの先にようやく完成の日の目を見ることが出来たのがこのパンツ。
( Fitting Model/ ITAU /177cm_60kg_Size_2 )
" ROT-9 "
朽ちるという意味合いを持つシルエットライン。
ワタリ(モモ幅)には意図的に余裕をもたせながらも、膝から裾に掛けては流れるような曲線でのシャープなライン。ねじれ(スパイラル)を持つ独特で完全独自のシルエットは他とは一線を画す。
太番手のオーバーロックがインパクトもありアルチザン的な匂いの要素を高める。意図的に裁ち切りを掛けたベルトループやバッククロスのデザインまで細部に至る。
素材、シルエットフォルム、そして細部にまで徹底的にこだわったディティールワークの数々。
絶対的に当店にとっての新たな看板パンツと言えると断言出来る。
ぜひぶっ壊れて消えゆくまで穿いて欲しいと心から願います。
" 自分だけの色抜けが本当の意味での自分だけのモノとなる "
採用した素材は 13.5oz のストレッチデニム。
過去より使用を繰り返し何度もテストを繰り返している安心、安定、信頼を持てる素材を選ぶ。
自分自身が求める美しく朽ちていくという表現、比喩にしっかりと当てはまる最高の素材。着用の先にある経年変化は確実に美しい縦落ちを約束する。しかしながら全体のフォルム感を考えてステッチワークは敢えての同色を選んだ。アメリカ生まれのジーンズ、デニムと言った解釈ではなく構築の中でこのパンツにとっての最高のマッチングを選んだ結果であると言えるのと思う。この意図はあくまで育てていく中でデニムという色抜けがあるという特徴を生かし初期段階では全体に馴染んだ状態で始まり、色抜けが始まっていくとこのステッチ自体が周りの生地の色の中で浮き出てくるようなイメージだろうか。考えるだけで、想像するだけで楽しみが始まる。そんなパンツに仕上げた。
クラッシックな匂い感をアイテムという中での表現で示したかったので仕上げは敢えて未洗い(NON WASH)とした。その為表記寸法はワンウォッシュ後の洗い済みの状態での寸法となっている。
写真は同じ素材を使用している(2116)ですが共通の13.5oz デニム素材です。
インディゴ(DUST BLUE)は裏糸が白ですが、ブラック(DUST BLACK)はデニムの中ではかなり特殊な染色を施したカラーとなります。通常はインディゴの作りと同様に裏糸が白で形成させるのですがこのブランドで使用するブラックデニムは一味違う。写真をご覧の通り裏糸もブラックを使用することで深みのある色合いに進化(深化)していく。
通常白抜けしていくデニムの特有さ(インディゴはそれが色抜けの良さとして是と捉える)を逆手に取り黒×濃色のグレーのような特殊な色合いをみせていく。
アーカイブ作品ですが、インディゴは以下写真のアイテムと同素材のデニムを使用しております。
色落ち(写真のアイテムは加工となります)の参考になればと思います。
ひじょー!!!!に良い・・・色になりますね。(未来ワクワク)
" 子育て中をご報告 "
追記で書きます。
現在ウラノが私物で購入してから1ヶ月ほど完全に毎日穿いて育てています。
もちろん育てるには時間が掛かりますし、まだまだスタート段階なので激的な色落ち、成長ではないですがそれでも完全に毎日穿くことでじっくりと育っています。(スクスク)
まずは引いた写真で全体感を。
ノンウォッシュデニムからのスタートでまだ未洗い(あと1ヶ月程度はこのまま穿いてから水洗いを予定中)で、このリジットでしばらく穿くと生地の表面についた「糊=ノリ」がしっかりとした硬さがありますので、シワがしっかりと鋭角に入ります。(パキパキとした感じ)
この鋭角なシワをしっかりと最初の洗濯前につけておくことが今後の成長の中で大きな違いに繋がります。
固定されていくシワの部分が出来ることでシワのてっぺん(表面)に角が出来ここが1番外気や摩擦が生まれますのでその部分の色が落ちていって「ヒゲ」が生まれ、最終的に表情の濃淡が出来上がります。加工デニムの場合ではこのシワを意図的にシェービング(イメージでいうとヤスリを掛ける感じ)を作っていきます。
実は1番抜けやすいかもしれないのはお尻周りかもです。
これは生活スタイルによりますが、デスクワークの時間が長い僕(あとは車やバイクの運転時間も一般の方より多い)ので「擦れ」によって色抜けが起こります。
※ ただしこれは出来るだけ色抜け感が見えるようにストロボも使って撮影しているので色抜けが確認出来ますが、1ヶ月という時間ですので実際の実写ですとまだまだ色抜け!というほどの箇所はあまりわかりません。。。それがまた育てる楽しさでもありますね。
" 育てる楽しみ を 楽しむ "
現代社会では様々なものが「完成されたカタチ」として「すぐ」に手に入る傾向があるしそういったものやモノを求められているような気がします。
サスティナブルというフレーズがある一方で使い捨て文化のように急速なスピードのサイクルでモノが消費される世界でもあります。
そんな中で本当の意味での自分だけのオリジナルな1品、本当の意味での一生モノを育てる楽しさ。
そんなことも大切かなと改めて感じます。
じっくりと時間を掛けながら一緒に成長していく生活そのものを楽しむ。
そんなこともまた楽しいものです。
参考になれば嬉しいです。
また今後続報を掲載予定です。
Product explanation and introduction on Youtube in 10 minutes. Please take a look.
T.M.G.M
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