Thee OLD CIRCUS '' 1973 '' / 1302-M / Bomb rain / ディストーションネック ロ・ローング ワッフルジップアップ（持っていれば世界が変わる） [DUST CHARCOAL]

WEIGHT

(Fitting Model/ ITAU /177cm_60kg_Size_2) 

" ここが ぽいーん！っと " 

このカットソーの大きな見どころは 「ディストーションネック（ワイヤー入り）」、「ワッフルサーマル素材」そして「ロ・ローングな着丈」です。

ストイックなデザインフォルムでありながらも各ディティールもさることながらこの着丈を生かすと本当の意味でスタイリングの世界が大きく変わると考えています。

まずはディストーションネック

通常はネック一周にカッティングが入るのが洋服の「当たり前」ですがその概念を壊すデザインディティールで横方向に接ぎ目を持たせないながらも立体的なカーブを型紙パターンで生み出すことで美しいネックフォルムが作り出される。

ネックの上部の縁には樹脂ワイヤーが配置されることでアレンジ自在なネックを自分で描くことが出来るのもまた魅力。このブランドのまさしくオリジナルネックデザインと言って良い作り込み部分ですね。

着丈が超ロングですのでサイドスリットのポケットは必須。

手を自然に下ろした先に「スッと」入る位置づけも秀逸です。

そして裾の脇にはスリットを採用。

ここまで着丈の長い（100cm越え！）アイテムの場合はこのスリットが在ると無いでは大違い。足を踏み出した際、歩行の際に「抜け」の良い着用感に大きく寄与します。また同時にこのスリットによって生地に動きが出ますのでぜひこのロングの着丈を生かして裾を風になびかせて歩いて欲しいなぁと思うのです。

背中はアイコン的バッククロス。

これまた在ると無いでは全然違う。

立体的なバックスタイルのフォルムを生み出すことにも一役買っていますが、なによりもその「見た目のカッコ良さ＝だってそれが全てだもん！」に繋がります。

バックの裾もラウンドになっていることで・・・このあとに紹介するレイヤードスタイルでの「生かされ方」にも繋がります。

" このロ・ロングの着丈を大きく生かす "

ロング✕ロ・ロングでの組み合わせ。

これがかなり良いですね〜。

アウターの内側から「ハミデル」（はみ出す）ことでカラーレイヤードが可能になるのが最高です。

ちょっと普通ではありえないスタイルだからこそ無二のスタイリングが組めると思います。

やや高さのあるディストーションネックもこういった組み合わせの際に生きるのがこれまたgoodですね。

そして・・・

こういうのもかなりおすすめです。

レギュラー丈に近いアウターとの組み合わせでは一見するとチグハグなレイヤードに見えがちですが逆説的にこのくらいの大胆な着丈のコントラストを持たせることである意味では自然に見えると思います。（なんにおいてもそうですが、近いズレよりは大きなズレの方が良いこともあるってことです）