Thee OLD CIRCUS '' 1973 '' / 9310 / '' With an umbrell '' / レザーラぺル ウォールフェイス チェスターコート [DUST BLACK]

Thee OLD CIRCUS '' 1973 '' / 9310 / '' With an umbrell '' / レザーラぺル ウォールフェイス チェスターコート [DUST BLACK]

PRICE: 81,400yen(税込)

SIZE/::
数量:

 

THEE OLD CIRCUS - 1973 -

 

9310 

Old Name 「 With an umbrella  / 傘をさして歩く男(光の遮断=罪)

レザーラペル ウォールフェイス チェスターコート

Price // 81,400yen ( 74,000 )

 

Material

W-59 , Pe-21 , C-16, etc-4

 

Finish

ONE WASH FINISH

 

Color / Size 

DUST BLACK /  0 , 1 , 2 , 3 ,

 

 

SIZE SPEC (cm )

※ 採寸方法や加工具合により多少の誤差が生じます 

SIZE:0 着丈 85 肩幅 41 身幅 46 袖丈 63.5

SIZE:1 着丈 87 肩幅 42 身幅 48 袖丈 66

SIZE:2 着丈 89 肩幅 43 身幅 50 袖丈 67.5

SIZE:3 着丈 90 肩幅 44 身幅 51 袖丈 67.5

 

Attention Point.

・ストレッチブレンドウール素材

・レザーラペルデザイン

・センターベント仕立て

 

 


 

 

 

 

 

Novel_

 

このブランドの根源的な「スタイル」、「素材使い」をデザインへと落とし込み体現したリアルな作品 

 

Note_

 

- Leather Lapel Wall Face Chester Coat -

レザーラペル ウォールフェイス チェスターコート

チェスターコート(ただしくはチェスターフィールドコートだろうか)というアイテムは男にとってはある意味では特別なアイテムであろう。

ロング丈が持つ妖艶さと艶やかさは男の色気をグッと一段上げるからだ。
自分自身がその身の丈に合わせて成長するためにもなくてはならないアイテムの一つだと考える。
クールでニッチ、さり気なく、気負うこと無く。そんな風に着こなして欲しいと思った。
このブランドが考える現在のチェスターコートであればややひとクセが必要だと考えた。だから衿部分にはオイルドの強いレザーを組み合わせることでアイコン的なデザインの意味合いにもなっている。
また余りにも厚い生地を使用して体を膨張させて見せるよりは可能な限り薄手の素材に置き換えてそれでいながらウールを混紡させることで防寒性を高めることにした。

 

Structure Note_

 

デザインとしての一番の特徴はもちろんラペル部分に切り返しで使用したレザー部分にある。
衿はつまり洋服の顔と言える部分である。そこにレザーを加えることはブランドとしてのアイコン的な意味合いとマインドとしての象徴的な意味合いを兼ね備える。
パターンメイクの中でこのレザー部分は表に見える部分だけを切り取ってレザーに置き換えることも可能であったが、このブランドではより贅沢さ(ある種のリッチさ)を追求するために見返し部分までもレザーを使用した。こうすることでボタンを留めずに着用した際に見える内側も大きくレザー部分が見えることで全体の仕上がりは大きくラグジュアリーなアイテムとして仕上がっている。

アームはディストーションスパイラルの構造で体に沿わせて前傾湾曲立体に仕上がり着用時のストレス軽減と圧倒的な見た目の美しさを作り出す。アウトラインそのものはシンプルでストイックなモノだからこそ生地とパーツ、そしてなによりシルエットの美しさで勝負が出来るアイテムであろう。

 

Material Note_ 

Lapel Leather , Wall Face Cotton Wool / ラペルレザー、ウォールフェイスコットンウール

まずはラペルに使用したレザーはオリジナルのオイルドレザーで原皮素材は牛革である。
OLD BLOOD LEATHERと名付けたこの革の特性はその圧倒的なオイルの強い質感とそのウェットさがもたらす革のしなやかさである。
衿元という曲線に沿わせるのに最適な革の柔らかさが最適だと感じた。
ボディにはアウター生地としてはややライトな厚み(とは言え一般的には厚地ではある)の特殊なツイル構造。チェスターコートというストイックでシャープな着用感を求めるために体を膨張させて見せないようにライトな生地感で体の線を細く美しく魅せることを優先したが秋冬のアイテムを意識しての防寒性を確保させる為に、糸の半分以上にウールを混ぜ込み、それでいてウールだけでは表現出来ない粗野感(無骨さ)を出す為にコットンの配合を行った。 

 


 

 

 

 

 

まずはこの作品の中で1番目を惹き、また最大の特徴的なアイコニック的なディティールであるのはラペル部分にレザーを配したことにある。このブランドは多くの作品に天然素材を多く用いる。それはデザイナー自身が思う手入れのしやすさや粗野感を感じるデザインの為でもあるだろう。そしてレザー、革というこのブランドが持つ根源的で原点的素材として重要なファクターの1つであると言える。そういった重要なファクターをボディの一部に取り入れ(そして布帛という素材との組み合わせという大胆さで)そのボディデザイン全体の中で1番の主役として目を惹かす。

フロント部分から見るとラペル(襟の部分を指す)の表部分のみにレザーが使われているように見えるかもしれないが、その実この作品ではラペルの内側の見返し部分(ラペル裏から裏地と繋がるまでの実に多くの部分)にもレザーを使用していることで、例えばボタンを開けて着用した際にもすぐに裏地が見えるのではなくフロントラペルに続いてのレザーを見せることが出来るのが特徴的である。つまりこれは一見した飾りとしてのレザーという意味合いだけはなく、あくまでブランドのマインドそのものがデザインに落とし込まれた作品であると言えるのだ。

 

 

 

 

フロントと袖口に配された金属ボタンはオリジナルで染め上げられた RUST COLOR(錆色を指す)で重厚で土臭く、朽ちた匂いを放つのが特徴。使い勝手の良いボタンサイズは何気ない部分だがとても大切な着用感へ繋がる。(そしてその大きさもデザインというものの意味合いに含まれる)

フロントは2ボタンで上部の1箇所と留めて着ることも、2つを留めてややきれい目なスタイルを構築することも出来る。そしてもちろんボタンは留めずに風に吹かれて歩く錆びた男の匂いを出すこともそれは所有者、オーディエンスへ委ねられる。

 

 

 

 

 

写真でも伝わると思うが、ボディの素材はウールブレンドらしいやや起毛が掛かったウォールフェイス(直訳すれば「暖かみを感じる顔を持っている素材」という感じだろうか)で、大切な部分としてはこのブランドらしい「ウールであっても容赦なく洗う」という素材感。

製品に仕立ててから本来水洗い、水通しは禁忌とされているウール素材(そしてこの作品にはさらにレザーも配されているにも関わらずだ)をなんの躊躇の想いも持たずに洗い込む。もちろん製品は水に通されることで生地に縮みを生み出す。しかしこのブランドはその洗いを計算し、その上で実践し、さらにその誤差を埋める為に数回に渡り型紙の修正を繰り返し理想とされる(する)シルエットラインまでを作り込む。

生産過程という一言で片付けることが出来ないほどのその過程を通過し、ひとつの長い旅を終えて店へと辿り着く。

この先の旅をオーディエンスであるあなたと共に過ごして貰えるのであればそれはモノとしての最上の喜びになることだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 (Fitting Model / Urano / 170cm 56kg / Size 0 ) 

 

INNER >>> Thee OLD CIRCUS '' 1973 '' / 9336 / '' Metaphysical happiness '' / ストリッドスパンデックスコットン ボートネック アンコネクト ロングスリーブ [LIGHT GRAY]

 

PANTS >>> Thee OLD CIRCUS '' 1973 '' / 9399 / " Black Condor " / 30/16 起毛ストレッチバックサテン サイドジップフロント Rot-9 サルエルスリムパンツ [DUST BLACK]

 

BOOTS >>> Thee OLD CIRCUS '' 1973 '' / CB-912 / " Black Neon " / リリィレザーレースアップバックジップブーツ [DEEP SMOG](別注後染めブラック)

 

フィッティングはただただ、美しいというのが1番の表現方法だと思う。

thee old circus というこのブランドが古くから続ける、細く美しいフィットラインは保ちつつそれでいて今季のこのチェスターコートに関して言えばそのラインをキープしながらもウエストラインを従来よりもやや広く意図的なゆとりをつけることで、より大人らしい匂いに仕上がっている。適度な肉感を持つミディアムインナーなどと合わせてもシャープなラインを崩さずに全体のスタイリングを構築してくれることだろう。

 

 

 

 

意図的にフロントはボタンを外すスタイルも良いと思う。

ボタンを留めないことで生まれるラフさやイージーさ、無骨さが浮き出る。(寒ければもちろん留める)

ボタンを外して着用することでラペルの裏側のレザーがかすかに見えることはメンズスタイルにおいて重要なポイントであり、差物となるだろう。ひと目でブランド名が分かることを是(そのブランドいいね)とすることもいいが「その服いいね」と言われるような洋服の着こなし、着方が当店が考える正しい洋服の在り方だと思っている。

すぐ上の写真の右腕のラインを見て頂ければ分かると思うが、袖は腕のラインに沿わせて意図的で立体的にカーブを掛けたスパイラルアーム構造(斜めに切り替えのカッティングが施されている)となりそれによって立ち姿が美しく見えるアームラインを作り出している。つまりは一見として分かりづらい箇所に大きな手を入れ、静かな主張を施すのがこのブランドの特徴でもある。

 

 

 

 

 

 

 

 (Fitting Model / Itau / 177cm 60kg / Size sample ) 

  

INNER >>> Thee OLD CIRCUS '' 1973 '' / 9336 / '' Metaphysical happiness '' / ストリッドスパンデックスコットン ボートネック アンコネクト ロングスリーブ [LIGHT GRAY]

 

PANTS >>> Thee OLD CIRCUS '' 1973 '' / 8191/ " High Way Rider " / フェイドアウトカツラギ Rot-9 スリム パンツ [DUST BLACK]

 

BOOTS >>> Thee OLD CIRCUS '' 1973 '' / CB-911 / " Black Sign " / イタリアンショルダーワンピースバックジップブーツ [NERO]

 

 

 

 

 

風にコートの裾をなびかせて。

それが架空であっても現世であってもやはり旅を楽しむのが楽しいことだと思っています。