Thee OLD CIRCUS '' 1973 '' / 8311 / Closed Door / 30/16織りバックサテンストレッチ素材デフォルメRot-9 (ブーツカットモデル) [DUST BLACK]
PRICE: PRICEは会員のみ公開(税込)
< Garage eden は人数制限付完全 Membership shop です >
一部商品を除きプライス表示も含め御利用は ___ こちらの Family Membership 会員様のみとなります
( Web store のメンバー登録のみでは御利用が出来ませんので御注意ください )
___ サービス内容、Mind についての詳細はこちらを御覧ください
___ 入会前にプライス等内覧希望の方はこちらよりお問い合わせ下さい (内覧用 Store ID 登録が必要となります)
THEE OLD CIRCUS - 1973 -
8311 Old Name 「 Closed Door 」
30/16織りバックサテンストレッチ素材デフォルメRot-9 ( ブーツカットモデル )
Price // 35,640 yen ( 33,000 )
C-98 , Pu-2
Finish // ONE WASH FINISH
Color // Size
DUST BLACK // 0 , 1 , 2 , 3 ,
SIZE SPEC // ( cm ) ※ 採寸方法や加工具合により多少の誤差が生じます
SIZE : 0 W 76 ワタリ 32.5 膝巾 17 裾巾 18 股下 82
SIZE : 1 W 79 ワタリ 33.5 膝巾 18 裾巾 19 股下 84
SIZE : 2 W 82 ワタリ 34.5 膝巾 19 裾巾 20 股下 86
SIZE : 3 W 86 ワタリ 35.5 膝巾 20 裾巾 21 股下 88
Attention Point.
・Rot-9ベースシルエット
・特殊立体構築
・バックサテンストレッチ素材
・オーバーロックステッチ仕立て
NOVEL_
僕らが考えるブーツカットパンツ。それは普遍(不変)でマイノリティなスタイル。
NOTE _
- 30/16 Strech Back Satin Deformed Rot-9 Boots Cut -
「 30/16織りバックサテンストレッチ素材デフォルメRot-9 (ブーツカットモデル) 」
Colosed Door (閉ざされた扉)
それはすでに忘れ去られてしまった「向こう側」の世界のように。
双糸の糸番手と表裏で互い違いの太さを用いてそれを密度が高く打ち込み本数を 増やすことで、生地厚以上のゴツさを持たせる。その為アイテム全体は華奢に細いラインを保ちつつもしっかりと重量感 のある仕上がりが可能となる。
2%のみ素材の中にウレタンを混ぜることで鈍く伸びる強固なストレッチ仕立てにした。メンズらしい生地。
Rot-9をベースにしてさらにそれを意図的に変形(デフォルメ)させたパンツ。着丈の長いアイテムとの相性を考えて股上を従来よりも深めに設定し、ワタリ幅を広げることでRot-9が従来から持つ異の面をさらに強調させたモデル。スパイラル(螺旋状)に切り取られた特殊なパターンメイクでしか生み出せない湾曲されたシルエットをさらに引き立てる為にオーバーロックステッチを施した。
今季継続して当店で提案している退廃的で繊細なスタイルを演出するのに必要なのはサルエルシルエットのボトムスウェアだった。
程よいボリュームを持ち、かといってだらしなく見えることのない絶妙なバランスのこのアイテムは今季当店で提案する様々なスタイルにおいてのボトムスとして大いに活躍することが可能と思い、ブーツカット・スリムストレートの2型を提案する。
元々はデザイナーの落書き(ドローイング)から想像されたROT-9シルエット。
シーズンが切り替わる度に試行錯誤と進化を繰り返し、今現在のThee OLD CIRCUSにおいてニュースタンダードなパンツルックとして存在する作品。
今季は繊細さと退廃感が強く香るサルエルの要素を多く含んだシルエットフォルムに進化したデザインパンツに仕上がっている。
従来のROT-9はワタリ幅、ヒップ、股上に余白部分を残すシルエット構築となるが、今回の作品は従来のものよりも股上を深く設定し、ヒップ、ワタリの余白部分を色濃く表現することでサルエル的な要素を強く演出するパンツルックとなっている。
また、今季ブランドがリリースするアイテムの多くいはロング丈のトップスウェアが存在しており、そのアイテムとのバランスを追求した際に必要だったのはサルエルパンツが持つ先鋭的で退廃感のある表情だったからに他ならない。
立体的なシルエットパターンを構築するこの独特なパターンワークは膝に三本大きくダーツ線を入れることで擬似的にガニ股的なシルエットフォルムを作り出した。
実際に足を通すことで膝を中心としてパンツ全体にドレープが生まれ、陰影が強く作り出され、このブランドらしいタイトでストイックな雰囲気を体感出来る。
また、膝のダーツ線は関節部分の動きとリンクする為、運動可動域を十分に確保し着用ストレスのない快適な着用感を与える。
さらにこのROT-9の大きな特徴として挙げられるデザインディテールとして、パンツの側面に本来在るべきのハギ目を排除し、裾に向かってゆったりと螺旋を描くスパイラルパターンを取り入れている。
脚に快適なフィット感をもたらし、優しく包むような立体構築技法の一つとなっており、先鋭的で退廃感が強く匂うデザインの一つともなる。
フロントの脇からモモ裏を経由しふくらはぎの下部に至るまでに緩やかなスパイラルを描いている。
また、シルエットの美しさを追求するブランドらしく、サルエル的な要素を含むパンツルックにありがちな「だらしなさ」や「ルーズ感」を非として考えているため、実際に着用することでラフでイージーな穿き心地を実現しながらタイトなシルエットフォルムをキープする。
ヴィンテージ風の大きめで無骨なフロントジップにはYKK社製の「 UNIVERSAL ZIP 」を採用。
元は長きに渡りワークウェアの部材を供給し続けていたアメリカで最も古いファスナーメーカーとされる「ユニバーサルファスナー社」から日本のYKK社がそのその長い歴史考証を徹底的に行い、無骨な臭いのするヴィンテージさながらの風合いで蘇らせたジップパーツとなる。
引き手に刻まれた「UNIVERSAL」のロゴには無骨な男たちのワークウェアと共に育んできたマインドが宿っている。
ファスナーには裏当てを配置しており、直接肌に当たらないように設計されている安全にも配慮したディテールに仕上がっている。
バックサテン素材にわずか2%のウレタンをブレンドすることにより鈍く伸縮する強固なストレッチ性を作り出す仕立ての無骨なメンズらしい生地を使用。
バックサテンとは裏面が朱子織(しゅすおり)となっている素材のことを指し、縦糸・横糸が五本以上から形成される織物組織の一つとされる。
朱子織とは?
タテ糸とヨコ糸の交差する点(組織点)がもっとも少ない織物生地のことを指す。
組織点が少ないため非常に滑らかな肌触りとなり、艶やかな光沢が放たれる素材となる。
こちらのアイテムの生地には双糸の糸番手と表裏で互い違いの太さを用いてそれを密度が高く打ち込み本数を増やす事で生地の厚み以上にゴツさを持たせた素材。
光沢の強いサテンとは異なり落ち着いた光沢と独特なヤレ感が色気を作り出し非常に魅力的で、ムラのある生地の表情がブランドが思い描く退廃的で無骨な世界観と重なる部分も多い素材となる。
滑らかな手触りとしなやかで柔軟な素材感となっており足を通すとスッと吸い込まれるような心地よい穿き心地を約束する。
着込んでいくほどに生地の表面にアタリが生まれ、さらに退廃感や無骨さが強調され雰囲気の良いものへと昇華する。
各所の縫製箇所にはステッチの目が表面に露出するオーバーロックステッチの技法を取り入れた。
人体の稼動に由って各所のステッチの目が大きく開き繊細な表情を演出する。
またこのステッチ自体がデザイン性を大きく向上するアクセントの一つとなり、作品に彩りを添える。
スパイラルパターンとオーバーロックステッチが織りなす退廃的で繊細な美しさは比類なき存在であると言えるだろう。
ハンガーに吊るしている状態でも立体的なシルエットフォルムははその存在感を静かに主張する。
実際の着用下、身体を稼働させることによって、このボトムスの至る所に施されたオーバーロックステッチが目を開きデザイン性を強調しアクセントデザインの一つとしての美しさを表現する。
( Fitting Model /JB / 170cm_54kg / Size_1 )
立体的なシルエットフォルムを構成するパターンをなぞるように作品全体を奔るオーバーロックステッチ。
アルチザン(職人)的な縫製技法とされ、熟練の職人にのみ許された技術の一つ。
ボトムスの表面を大きく彩る無骨なステッチワークはデザイン性も兼ね備え退廃的かつ先鋭的な雰囲気を演出する。
実際にステッチの目を開くことでそのディテールが露わとなる。
ストレッチ混紡のバックサテン生地の伸縮と共にステッチの目が大きく開かれる。
この無骨で退廃的なアクセントディテールがマイノリティな僕らのスタイルを彩るポイントとなり、過度な装飾を必要とせず存在感のあるボトムスとしてスタイリングのファッション性を大きく向上させるのだ。
FITTING BOOTS >>>CB-413 "RADIO" / スモーキーレザー#1100ソール エンジニアブーツ [SMOKEY BEIGE] Size_41
同ブランドのエンジニアブーツで組み合わせた完成されたブーツスタイル。
無骨さと繊細さの両面を併せ持ち、退廃的で無骨な男のヤレた世界観を表現する。
当店の根底にあるスタイルの一つであり普遍的で不変のボトムススタイルとなっている。
( Fitting Model / ITAU / 177cm_60kg / Size_1 )
屋外で見るボトムスの独特な表情感は室内の色合いと異なる鮮明さを表現する。
ムラ感のある無骨でヤレたバックサテン素材、そして作品全体を奔るオーバーロックステッチは細かいながらも大きなアクセントとなっていることを感じ取って頂けるだろう。
サルエルシルエット+ブーツカットスタイル。
当店が提案する唯一無二のスタイルであり、無骨な男らしさや脚の美しいシルエットラインを余すことなく味わうことが出来る現在では希少な存在であると自負している。
だがそれで良い。
このマイノリティ( 少数派 )なスタイルにこそ強烈なアイデンティティと時代に左右されないマインドが込められていると信じている。
( Fitting Model / JOHN / 170cm 65kg / Size_2 )
このボトムスと同様のバックサテン素材で構築されたジャケットと組み合わせたセットアップスタイルも提案したい。
季節を選ばず幅広シーズンにおいて着用可能なスタイリングとなっており、スーツスタイル的な優雅さを持ちながらもドレスライクになりすぎない絶妙なバランス感のスタイルとなる。
インナーにはミドルレングス丈のシャツを組み合わせたことで今季当店が提案しているレイヤードスタイルを演出し、ジャケット+シャツの王道スタイルに外し要素を組み込みドレスダウンを図った。
同様の素材を用いているからこそのプライベートスーツ的な着こなしは様々なシーンで活躍するだろう。
また当店が得意とするストイックでシャープな印象のスタイルも合わせて提案したい。
黒を基調としたワントーンのレザーブルゾンに立体的なネック構築を持つタートルネックニットを組み合わせたスタイル。
無駄な装飾品を身につけずともトップス、ボトムスのディテールが十分に存在感を放ち、コーディネートを彩っているため繊細さも匂わせる完成されたスタイリングの一つ。
ボトムスのサルエル感やブーツカット+ブーツの重厚で無骨な存在感がレザーウェアとのアイテムバランスに調和をもたらし非常にスタイリッシュなコーディネートの印象を演出する。
シンプルなもので着飾る。
テクニックやシルエットバランスを駆使したスタイルも楽しさがあるが、こういったスタイルもファッションが持つ楽しさの一つでであると僕は考えている。
( Fitting Model / JB / 170cm 54kg / Size_1 )
経年変化することでさらに無骨さを強調するバックサテン素材。
先鋭的なサルエルシルエットデザインに落とし込まれたマイノリティなブーツカットスタイル。
そしてアルチザン的な縫製技法であるオーバーロックステッチが肉感的で立体的なフォルムを強調する。
全ての要素が組み合わさることで唯一無二のデザインパンツが作り出された。
閉ざされた扉の先にある「向こう側」の世界。
進化と深化を繰り返しまた新たな世界を構築する。
Garage EDEN
▶ E-mail( info@circus-hp.com )